大人になって、久しく漫画からは遠ざかっていたの
ですが、「のだめカンタービレ」は久しぶりにハマった漫画です。
奇才ぶりを発揮するのだめを中心にのだめとは
真逆なキャラクター、天才と言われながらも内面にはコンプレックスを
抱える千秋真一とのラブコメディーなのですが、単純に
音大生の恋愛を描いたものではないところにこの漫画が
大人うけした理由があると思います。
クラシック好きもはまる、漫画のキャラクター達が
演奏する曲についてのトリビア的な解説が面白いですし、単純に
漫画に使用されている曲の選曲が素晴らしいです。
私が特に好きなのは、のだめが千秋の演奏に
触発されて、ラフマニノフを夢中で練習するところで、千秋が
オーケストラ部分を弾いて練習につきあう場面、ラフマニノフを
ピアノで連弾しちゃうところが何とも良かったです。